くにみ農産加工有限会社

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農業栽培システムKUNIMIX CLOUD

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小規模農家を巻き込んだ地域ぐるみでの、食の安全を担保するITシステム構築

国内農業における課題

小規模農家減少に、歯止めが掛からない

  • 20年間で農家数56%減、残った農家の79%が年間売上500万以下の小規模農家
  • 原料の説明責任>儲かる農業より重要だが、トレースに費用を捻出できない

国内食品メーカの危機感

2次産業は国際標準だが、1次産業が追い付いてこない

  • 食品メーカーはHACCPは当然で、既に国際第三者認証を取得(FSSC22000・ISO22000)
  • 原料調達はグローバルサプライチェーン化している→国産を使いたいがトレースがない

現在

 

一次生産者

 

農業生産工程管理GAP(任意、認証)

取引先農家はGAP取得

 

食品メーカー

 

ハザード分析・重要管理点手法HACCP(国内法制化、自主的)

多くがFSSC22000・ISO22000を取得

将来

トレーサビリティのクラウド化

 

一次生産者

 

農業生産工程管理GAP(任意、認証)

 

食品メーカー

 

ハザード分析・重要管理手法HARPC(米国、2015年から取組む)

米国:FDA2026年に食品情報の管理(トレーサビリティ)を法制度化

  • 秀品率
  • 異物混入
  • 生産者のJGAP取得
  • 若い担い手増加率
  • 面積収量
  • 株収量

KPIとして設定

KUNIMIX CLOUD相関図

国東地区120軒以上の農家の生産を一括管理

KUNIMIX CLOUD概要

  • TLC・KDEを既に装備出来ている
  • BCP対応の為→危機管理=リスクの管理+復旧プログラム

米国FDAからの要求(2026年以降)

  • 原材料の収穫・生産から小売までの各段階での主要データ要素(KDE)の記録が必要
  • 食品の流通履歴を示すトレーサビリティロットコード(TLC)を割り当てと記録が必要
第1階層 第2階層 第3階層
一次生産者 トレーサビリティロットコード(TLC)
必須項目
品名コード
ロットNo.
製造日
シリアルNo.
  • 原料コード
  • 生産者番号
  • 圃場番号
  • 製品重量
  • 原産県
  • 農薬散布記録
  • スクリーンニング機能
  • 圃場地点登録
食品メーカー 本来1次生産者が行う説明責任を2次産業がデジタルで担い、取引条件とする

工程管理情報
アレルゲン情報 など

主要データ要素(KDE)第3階層が迅速に提示できる

卸・小売 2次元バーコード

FDA(アメリカ食品医薬品局:Food and Drug Administration)の要求には、1TLC(トレーサビリティロットコード)と2KDE(主要データ要素)が2026年以降必要と言われています。KUNIMIX CLOUDは、第1層から第3階層までの情報を2次元バーコードに記録して2次産業者に渡すことで BCP対応に必要な回収プログラムを高度に構築することができます。

KUNIMIX CLOUD利用者側のメリット

クラウド活用により、全員が同じ達成感を得られる

ビッグデータを解析し、次のKPIを定め成長を続ける

KUNIMIX CLOUD関する特許取得

KUNIMIX CLOUDは「生産地管理システム」として、その管理方法、およびプログラムの特許を取得しております。